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M&Aで付き合ってはいけない買い手候補とは???

M&A(会社売却・事業売却)を検討するにあたり、以下の様な買い手候補とは、付き合わない方が賢いです。
ここでは、いくつかのタイプや事例を紹介いたします。

1.横柄な買い手候補
買い手が偉いと思っている人が多いです。お金をちらつかせて、足元をみて値切ります。
詐欺様な買収スキームも多々、存在します。
地方のブラック企業に多いです。地方の企業は、結構、オーナーがブラックだったりします。

最初は、とても柔らかい姿勢で会話が始まりますが、気づくと怒鳴ったり、恫喝をします。
この恫喝する経営者は、意外に多いのです。
上場企業の経営者でも、存在します。
悲しいことですが、、、



2.買収資金の無い買い手候補
皆さん、買収資金があると言いますが、意外にも資金不足で買収がNGになるケースが多々あります。
特に、銀行借り入れ前提のM&A(買収)の場合には、危険です。
買い手候補は、利益計上しており、銀行とも良好な関係と主張されます。
が、一般的に、銀行(信用金庫・信用組合等も含む)は、本業とは異なるM&A資金の融資には、許可を出しません。



3.買収後の成長戦略を描けない、実行できそうにない買い手候補
買収後に、ある種の成長戦略とか、販売拡大のアイデアやルート等が無いと、簡単には買収後に成長できません。
2代目や3代目の社長に多いです。要するに、自分は、親が築いた会社組織を使っているだけで、新規で事業(金儲け)ができない経営者などです。




4.知識・学歴等が低い買い手候補
買収される企業には優秀なスタッフが揃っていると、新しいオーナー(買い手)が優秀でない場合には、買収後にその企業をより成長させることができないケースが多々あります。
優秀の定義も難しいですが、学歴にも比例します。
もちろん、高学歴でなくても、優秀な経営者は存在します。



5.Feeを払わない買い手候補
M&A仲介者などのFAに、Feeを払わない、もしくは非常識なFeeの値切りをする買い手候補も怪しいです。
Feeを値切る気持ちはわからないでもないですが、最初に合意したFeeを後から値切るパターンは、ビジネスモラルに欠けます。
こういうタイプの経営者は、ビジネス取引でもトラブルが多いのです。ようするに、M&Aのプロセスにおいても不信感が出てきます。



などなど。。。



健全なM&Aが普及して、売り手や買い手、またスタッフやお客様、関わる全ての人がハッピーになりますうように!






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