経営者にとってともて重要だと思いましたので、日経ビジネス2020年3月9日号からの抜粋で、簡単に記述します。
米ウォルト・ディズニーを世界屈指のコンテンツ企業に育てた
画像出典:CNBC
ロバート・アイガー氏(ロバート・A・アイガー、Robert Allen Iger)がCEOを退任しました。同時に、2021年12月末までの期限付きで取締役会長となられました。
そのアイガー氏が、CEO時代から残した3つの教訓とは、、、
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1.質の高い作品を生み出すことが何より重要なことだ。
そのために、4社の買収をしています。
(1)2005年:ピクサーを、74億ドルで買収。
(2)2008年:マーベル・エンターテイメントを、40億ドルで買収。
(3)2012年:ルーカスフィルムを、40億ドルで買収。
(4)2019年:20世紀フォックスを、710億ドルで買収。
2.買収した企業の人材を信頼することだ。
多少なり大きな組織になり、買収を繰り返すと、PMIに苦労するでしょうが、それなりに権限移譲や信頼を作っていかないと、成功しないということですね。
3.若干の妄想は生産性を高める。経営者は極度の自信家でなければ成功しない。
「例えば、世界一を目指します」という社長は、ある意味、成功するのですよ。
上記の3つの教訓は、どの会社にも当てはまると思います。
でも、それらを貫き通せる社長は、少ないかもしれませんね。
こういった時には、世界的企業で一つの成功した前例として、実行するのがお薦めとなります。